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白内障(はくないしょう)

眼球の中に水晶体という透明なレンズがあります。この水晶体が濁ることを
白内障といいます。
多くは老化現象で生じますが、目の炎症や他の病気、外傷などに伴って生じることもあります。老化による加齢性白内障は40歳代から認められ、80歳を越えるとほぼ100%に認められるようになります。しかし、濁り方は人によって異なり、かなり進行しても視力障害を感じない方もいれば、それほど強くない濁り方でもかなり見づらくなる方もいます。

進行予防の点眼もありますが効果に関してはあまり期待はできません。また、一度生じた濁りが改善するわけではないので、濁りを取り除くには手術しかありません。手術時期はご自分が白内障のため不自由を感じてからで構いません。
極端に進行すると緑内障などの他の目の病気を合併してくることがありますので注意が必要です。

白内障手術の術式はたいへん進歩しましたので、一般に、”白内障の手術は簡単”というイメージがあるように思います。しかし、白内障手術がいかに進歩したとしても、手術である以上、術後の細菌感染などの合併症の可能性はゼロではありません。当院では手術室の環境に対しては常に清潔な状態を保てるよう、高度な設備で十分な配慮をしております。清潔度を示す基準であるクラス10000以上(開腹手術が可能なレベル)のクリーン度を保ち、感染症などの合併症を予防してます。また、手術顕微鏡、白内障手術装置など最新の機器を揃えています。

手術は日帰り手術で行います。手術後ゆっくりとくつろげる回復室で1時間程度休んでからの帰宅となります


Alcon社製白内障手術機器「CENTURION(センチュリオン)」導入!

センチュリオンはActive Fluidicsテクノロジーにより、手術中の眼内圧の変動を抑え、 目に優しい手術が行えるようになりました。眼内圧が安定することで術者の操作性が向上し、 術中合併症の危険性も低減しました。短時間でスピーディーに、前房が非常に安定しているうえ、超音波の使用量も少なくて済むため、患者様の眼への負担やリスクを最小限に抑えながら、効率的な手術を行うことができます。







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